世界観のまとめ

自然科学、哲学、ユング心理学、宗教、神話、宇宙論、神秘主義、占星術、錬金術、古代文明、スピリチュアリティ。あらゆる分野の【世界観】を分け隔てなく収集し、整理し、並べて【比較】するための『世界観情報まとめブログ』。


ゲリーさんのグループセッションで貰ったアドバイス

 

ノウイングスクールで、ゲリーさんに10人程度の規模で
グループセッションをしてもらう機会に恵まれた。

一人あたり10分程度、自分の悩みや問題を相談し、
アカシックレコードに基づいたアドバイスをもらうことができた。

自分自身の頭の整理のために、
私が相談した内容ともらったアドバイスを記録しておく。

超入門 アカシックレコード (5次元文庫)

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相談した内容と貰ったアドバイス(Q&A)

 Q1:私はこのスクールに入って、自分の内面を見つめるワーク呼吸法をして、
    自分が「良い子(原家族の役割分析上の意味で)」として
    今まで生きてきてしまったことに気づいた。

    私は年齢を経るごとにやらなければいけないことが増えていって、
    やりたいことがやれなくなっていった。無理をし過ぎて生きてきた結果、
    最近、ついに病気になり今は会社を休んでいる。

    自分がこれ以上働けないことを認め、会社に休みをもらうことを
    決断したとき、初めはとても辛かったが、
    この機会に今までの無理のある生き方を改め
    人生を再スタートさせたいと思い、このスクールに来た。

 

 A1その通りだ。
    (「やらなければいけないことが増えていった」という話について)
    
    まず、あなたに言いたいのは、
    「ハワイ本島に行って山歩きのツアーに参加し、
    ハングライダーをやれ」ということだ。

    あなたはずっと人のために生きてきた。
    (※恐らく、「他人の役に立ってきた」という意味ではなく、
    「他人の設定した基準に従って生きてきた」という意味)
    もう人のために生きなくていい。

    あなたは、北アメリカの過去世
    ネイティブアメリカンのインディアンだった。
    そのときのあなたは、先陣をきって探検する人だった。
    誰よりも先に行って、
    どこにティピー(インディアンの移動用住居、テント)
    を立てればいいか決める役割を担っていた。
    スカウト(斥候、偵察)だった。
    「風水の感覚があり、自然に対しての感覚が鋭かった。
    あなたはナチュラルプランナーに向いている。

    「丸い石があるところにティピーはつくらない」という言葉がある。
    (※丸い石がある場所はかつて川が流れていた可能性があり、
    洪水が起こる可能性があるため、テント地としては避けるという意味)
    あなたはその判断で一度も失敗したことのない人だった。
    これはモンゴルにもかつて存在した技術だ。(※風水のような土地選定術)
    あなたはその当時から承認されるのが大好きで、
    その技術の高さで認められていた。

    その生では、あなたは自然の中で何日も一人で暮らしたりしていた。
    (※パーティーで自分の居場所がわからなくなるのも、
     この経験と関係しているとの話もあったように思う)

 

 Q2:私には、「大学の学科選び(進路選択)を失敗した」という強い後悔がある。
    私は本当は科学者哲学者になりたかったが、
    父に「哲学では食っていけない、社会に出て様々な問題を体験する前に
    研究室に引きこもって哲学をやっても意味がない」と諭され、逆らえず、
    手に職をつけられる学科に進学し、技術者になった。

    夢を追わず学者ではなく技術者になったことに今でも後悔が消えない。
    自分の選んだ道を正当化するために、技術者として国家資格も取ったが、
    今でもその分野が本当に面白いとは思えていない。

    会社も本当に嫌になったが、今では、その分野の仕事だから嫌だったのか、
    人間関係が嫌だったのか、アルコールが嫌だったのか、何が嫌だったのかも
    よくわからなくなってしまった。

    「良い子」として生きてきたために、嫌なことばかりやってきてしまって、
    本当に自分が好きなことは一体なんなのか何が向いているのか
    何をしたらいいのか、自分でもよくわからなくなってしまった!

 

 A2その通りだ。
    (「哲学では食っていけない」という父の忠告について)

    あなたは自分の力をもう十分にお父さんに証明してきた。
    これからは自分で生きるのでいい。

    あなたは「都市計画」をやったらいいんじゃないか。

    大事なのは「ワークをやめない」ということだ。

 

 Q3:「ワーク(※通訳者には「仕事」と訳してもらっていた)」というのは、
    今の会社のことか? それとも今やっている仕事の分野のことか?

 

 A3会社のことではない。ワークをやめないで。
    (※「意味をよく考えてみろ」という感じで、同じ言葉を繰り返した)

 

セッションを受けてみて

本当に有意義なセッションだった。

ゲリーさんのような人に
「年を経るごとにやらなければいけないことが増えていった」という
私の認識を「Sure.(確かにその通りだ)」と認めてもらえたことや、
「あなたはずっと人のために生きてきた」
「あなたは自分の力をもう十分にお父さんに証明してきた」
という言葉をかけてもらえたことが、今の私には本当に有難かった。

いったい今後の人生でどんな仕事をしたらいいのか?
暗闇の中で迷いに迷っていた私に、「都市計画」という道も示してくれた。
恐らく、過去世での風水的な土地選びの能力
活かすことができる職ということなのだろう。
実は、ちょうど私は、このセッションのほんの一週間ほど前から、
地方自治体の都市整備の仕事に転職する」というアイディアを
検討し始めていたところだったので、
これを言われたときの驚きは相当なものだった。
これ以上ないタイミングで背中を押してもらったのだ。


「ワークをやめないで」というメッセージは、非常に重く感じた。
会社生活に疲れ切ってしまい、追い込まれて
「俗世間に関わるのはもうこりごりだ。
 もはや収入や安定、これまでの学歴やキャリアを犠牲にしてでも、
 子供のころから憧れていた哲学やスピリチュアリティの世界へ入りたい」
と引き返すことの出来ない選択さえしそうになっていた私の目を覚ましてくれた。

仕事や社会に偏り過ぎて、スピリチュアリティを蔑ろにしては人生の意味が無い。
だが、だからといって、仕事や社会性を全て捨てて、
スピリチュアリティだけの世界に入る(例えばアシュラムに行くとか出家とか)のも、
結局は偏っていることに変わりないのだ。
お釈迦様の言うように、進むべき道「中道」なのだ。どちらの極端でもない。

英語のWorkとは、本来「ある目的をもって努力して行うこと全般」であり、
「仕事」に限ったものでもない。呼吸法瞑想ももちろんワークのひとつだ。

たぶん、すっかり全部捨ててしまうのは駄目だということなのだろう。
今後の人生で「スピリチュアルな覚醒に向かう」と覚悟するにしても、
これからも人生のためにいろいろとワークしないといけないし、
した方がよいということなのだろう。