『自己認識のワーク』 その1 好きなもの
自分の「好きなもの」をリストアップ、優先順位で並び替えをしてみた。
『自己認識のワーク 』実践レポートシリーズ
前回 『その0 汝自身を知れ』
次回 『その2 嫌いなもの』
【好きなもの】
(行為・状態)
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物事の仕組み、メカニズム、法則性、利害関係などについて、
はっきりと矛盾なく理解できるまで、調べ、考え、探求すること -
何も心配や焦りがなく、のんびり安心できる状態
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誰かに優しく見守られている感覚
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親しい人とスキンシップしたり、匂いを確かめること(甘えること)
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客観的・論理的に考えること
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自分自身が 納得がいく/完璧だと思える ところまで、
自らの創作物(工作、造形、絵、設計、図面、文章、
レポート、論文、プレゼンテーション、エクセルシートなど)の
クオリティを追求すること -
自分の「意見・行動が正しい」「存在価値がある」「役に立っている」ことを
周囲の人に承認してもらうこと -
森林や緑の多い山といった大自然の中など、
清浄と思える場所で一人でじっとしていること -
美味しいものを食べること
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寒いときに布団などでぬくぬくと温まること
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マッサージされること
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ディスカッションすること
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仕事や遊びなどのやり方について、無駄のない最適なやり方を工夫すること
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本を読むこと
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ストレッチやヨガをして身体の内部に焦点を当てること
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カフェでゆったり過ごすこと
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空を見ながら眠ること
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プールでゆっくり泳ぐこと
(事象・モノ)
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世界観、宇宙論に関わること
(自然科学、哲学、ユング心理学、宗教、神話、
占星術、古代文明、スピリチュアリティ) -
早朝の雰囲気(朝日や鳥の鳴き声など)
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優しく包み込むような愛情
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ひなたぼっこ
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自然、緑、月
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猫、ハムスターなどの穏やかな気性の哺乳類
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穏やかな音楽
(ボサノバ、クラシック、ブルガリアンボイス、マントラ、水琴窟の音) -
ベージュ、茶などの暖色系の色、モノクロ、セピア色
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村上春樹の小説
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陶芸、樹脂工作、銀細工、レザークラフトなどの手工芸づくり
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絵画鑑賞(印象派、ラトゥール、マティス、水墨画)
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ミネラルウォーター
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美味しい料理(スープ全般、カルパッチョ、パスタ、玄米おにぎり)
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星空、プラネタリウム
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雪
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苔
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タンポポ
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数学の世界の緻密で整然とした美しさ
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クリスタル、ラピスラズリ、石
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普遍的なもの
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iPhone、iPad、本
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映画
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仏像
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線香花火、打ち上げ花火
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シャドウボクシング
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バナナ、メロン、ライチ
(場所)
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静謐な森林
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大樹のそば
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木漏れ日の下
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苔むした岩や地面の近く
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高原
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すがすがしい気候(高温多湿でない)の場所
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図書館
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牧場
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コテージ(ログハウス)
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神社仏閣
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自分の部屋、自分のベッド
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博物館、美術館
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地下鉄、地下通路
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列車の中
(人・性格)
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おっとりした人
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母性的に見守ってくれる人
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優しい人
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謙虚な人
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個人のプライドよりも客観的な真実を大事にできる人
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理知的な人
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親切な人
「欲求の段階」を使った「好きなもの」の自己分析
自己分析として、欲求の段階(1990年代版8段階)にあてはめて考えてみる。
【欲求の段階】
①生理的欲求
:空気、食物、飲料、住まい、暖かさ、セックス、睡眠など
②安全欲求
:悪天候、自然災害からの防衛、安全、秩序、法律、制限、安定など
③所属と愛の欲求
:作業集団や職場、家族、愛情、人間関係など
④尊敬欲求
:自尊心、達成、熟練、独立心、地位、権力、名声、経営責任など
⑤認知欲求
:認識、意義など
⑥審美的欲求
:美に関する鑑賞と探求、調和、形態など
⑦自己実現欲求
:個人の可能性の具現化、自己達成、個人の成長と至高体験の探求
⑧超越欲求
:他者が自己実現を達成するのを助ける
(行為・状態)の好みに関しては、
⑤認知欲求 ←知をどこまでも探求したい(1位)
②安全欲求 ←安心したい(2位)、見守られたい(3位)
③所属と愛の欲求 ←親しい人と居たい(4位)、承認されたい(7位)
④尊敬欲求 ←達成したい、熟練したい、完全にしたい(6位)
⑥審美的欲求 ←創作物をより美しくしたい(6位)
①生理的欲求 ←美食したい(9位)、暖かくしたい(10位)
にあたるような欲求がわかりやすく好みに現れているように思う。
「自然の中でじっとしていたい(8位)」という好みは、
ソウルの前世のインディアン時代に、
一人で何十日間も森で過ごしたという経験に影響されているのかもしれない。
(事象・モノ)の好みに関しては、
哲学やスピリチュアリティを愛好する価値観が1位に出ている。
(場所)については、自然への愛着が目立つ。
今世では都会生まれ都会育ちなので、
自然を知らないが故の憧れのようなものが自分にあるのかと思ってきたが、
前世ではナチュラル・プランナーとしての才能があったらしいので、
そのせいなのかもしれない。
地下通路や地下鉄が好きなのも、洞窟で過ごしていた経験によるものかも。
(人・性格)の「個人のプライドよりも客観的な真実を大事にできる人」という
好みは、「そういう人に自分がなりたい」という気持ちであり、
「そうでない人が嫌い」というの趣向の裏返しであるように思う。