世界観のまとめ

自然科学、哲学、ユング心理学、宗教、神話、宇宙論、神秘主義、占星術、錬金術、古代文明、スピリチュアリティ。あらゆる分野の【世界観】を分け隔てなく収集し、整理し、並べて【比較】するための『世界観情報まとめブログ』。


『自己認識のワーク』 その1 好きなもの を半年後に再チャレンジしてみた

ノウイングスクール本科6期を4月末に卒業したばかりだが、
7月下旬から、本科7期にも再受講生として通い始めた。

やはり7ヶ月では到底終えられないプロセスであり、
もう一度、もっと深く取り組みたいという気持ちが強かったからだ。


ひとまず、このブログ上でも以前取り上げた自己認識のワークを、
前回のリストにレビューをかける形で再検討してみようと思う。

初ワーク時と比べて何か変化が出てくるだろうか

 

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『自己認識のワーク 』実践レポートシリーズ 再チャレンジVer

 次回 『その2 嫌いなもの 再チャレンジVer』

 

【好きなもの】

(行為・状態)

  1. 物事の仕組み、メカニズム、法則性、利害関係などについて、
    明晰で、矛盾なく理解できるまで、調べ、考え、追求すること
  2. 母性的な誰かに暖かく見守られている感覚
  3. 自分の得意なことで人の役に立てたとき
  4. 自分自身が 完璧だと思えるところまで、
    自らの創作物(造形、絵、設計、文章、プレゼンテーション、プランなど)の
    クオリティを追求すること
  5. 親しい人とスキンシップしたり、匂いを確かめること(甘えること)
  6. 美味しいものを食べること
  7. マッサージされること
  8. 森林や緑の多い山といった大自然の中など、
    清浄と思える場所で一人でじっとしていること
  9. 興味のある分野についてディスカッションすること
  10. 自分にとって一番便利な道具を吟味し、手に入れ、使いこなすこと
  11. ライフハック系(遊びや仕事などのやり方について、無駄のない最適なやり方を工夫すること)
  12. 自分の「意見・行動が正しい」「存在価値がある」「役に立っている」ことを
    周囲の人に承認してもらうこと
  13. 本を読むこと
  14. ストレッチやヨガをして身体の内部に焦点を当てること
  15. 寒いときに布団などでぬくぬくと温まること
  16. 空を見ながら眠ること
  17. カフェでゆったり過ごすこと
  18. プールでゆっくり泳ぐこと

 

 事象・モノ)

  1. 世界観、宇宙論に関わる不思議
    (自然科学、哲学、ユング心理学、宗教、神話、
     占星術古代文明スピリチュアリティなど)
  2. 優しく包み込むような愛情
  3. 猫、ハムスターなどの穏やかな気性の哺乳類
  4. 早朝の雰囲気(朝日や鳥の鳴き声など)
  5. 自然、深い緑、タンポポ、月
  6. 村上春樹の小説
  7. 穏やかな音楽
    (ボサノバ、クラシック、ブルガリアンボイス、マントラ、水琴窟の音)
  8. 陶芸、樹脂工作、銀細工、レザークラフトなどの手工芸づくり
  9. ベージュ、茶などの暖色系の色、モノクロ、セピア色
  10. ミネラルウォーター
  11. 美味しい料理(スープ全般、カルパッチョ、パスタ、玄米おにぎり)
  12. 星空、プラネタリウム
  13. 数学の世界の緻密で整然とした美しさ
  14. 絵画鑑賞(印象派フェルメール、ラトゥール、マティス水墨画
  15. クリスタル、ラピスラズリ、石全般
  16. iPhoneiPad、本
  17. 映画
  18. 仏像
  19. 花火
  20. 木刀の素振り、シャドウボクシング
  21. バナナ、メロン、ライチ

 

(場所)

  1. 静謐な森林の中
  2. 神木などの大樹のそば
  3. 木漏れ日の下
  4. 苔むした岩や地面の近く
  5. 高原
  6. すがすがしい気候(高温多湿でない)の場所
  7. 図書館
  8. 牧場
  9. コテージ(ログハウス)
  10. 神社仏閣
  11. 自分の部屋、自分のベッド
  12. 博物館、美術館
  13. 地下鉄、地下通路
  14. 列車の中

 

 (人・性格)

  1. おっとりした人、穏やかな人
  2. 母性的に見守ってくれる人
  3. 優しい人
  4. 謙虚な人
  5. 理知的な人
  6. 上品な人

 

初ワーク時からの変化・違い

久しぶりにリストを見て、吟味していくと、
半年経った現在の自分のフィーリングとは合わなくなっている点
いくらか見えてきて、
要素を減らしたり、シンプルにしたり、好きな順番を変えたりする必要があった。


とりわけ大きな変化は、
客観性や普遍性への執着が減った、あるいはなくなったということだ。
(関連する項目は好きなものから消えた)

基本的な考え方として、客観性や普遍性は相変わらず大事だとは思ってはいるのだが、
「あえて強調するほどでもないかな」という感じにフィーリングが変わった。
個人的主観への排斥
とも言える強い感情がいつのまにかどこかに消えて去っていた。

冷静になって振り返ってみると、
以前は、過去の苦い経験にとらわれ、
「個人的主観を押し付けてくる仮想敵」をわざわざ自分から想定して、
客観性や普遍性の重要さを自分の内面でことさらに強調し、
あらかじめ「自分は間違っていない」と予防線を貼る癖さえあったように思う。
心の中で強烈に存在を主張し続けていた「仮想敵」から、
私は解放されたか、解放されつつあるようだ。

なにか自分の中の「頑なさ」のようなものも減った気がする。
自分を脅かす(否定する)他人の意見に対し、
常に最大限警戒していた臆病な小動物のような心が、
ずいぶん緩まり、リラックスしたようにも思える。
「他人は他人、自分は自分」という認識や、
「他者が自分をジャッジしたとしても、自分自身はそれを承認しない」
という自主独立の態度が身につきつつあるのかもしれない。
身構えることが減って、自然体になってきた気がする。

また、好きなものの上位に「自分の得意なことで人の役に立てたとき」というのが
新たに加わった。
よく考えてみると以前からそうだったのだが、前回は意識化できていなかった。

さらに、承認欲求にあたる好みが、薄まっている傾向も見て取れる。
以前よりも、「承認されない恐怖」に怯えていない。
自分で自分を自己承認できる姿へと、変わりつつあるのかもしれない。

良い変化をいくつか発見できて、とても嬉しい。
自己認識はまだ完成には遠いが、確実に前に進んでいるようだ。