世界観のまとめ再スタート
子供の頃、親や学校の先生に「将来何になりたい?人生でどんなことをしたい?」と問われた。
そのとき、僕の頭に最初に浮かんだのは、「この世界のルールや仕組みがはっきりわからないのに、人生で何をしたらいいかなんて、決められるわけがない」ということだった。
ルールがわからなければ、なにを目的に、どんな風に、人生というゲームをプレイすればいいのかわからない。
ババ抜きには「最後まで手札、すなわちジョーカーを持っていた者が負け」という明確なルールがある。当然、負けないように行動することが目的になる。目的がはっきりしているから、その目的を達成するために、戦略をあれこれ工夫する余地がある(ババ抜きの場合、戦略の幅は狭いかもしれないが)。参加者は目的に向かってまっすぐ進んでいくことができる。
対して、この世界のルールは不明確だ。ルールがはっきりしないから、どう目的を設定していいのかもわからない。
この世界に天国や地獄があるなら、地獄に落ちないように善行を積むプレイスタイルが必要になるだろうが、逆に神様も閻魔様もいない世界なのだとしたら、多少の悪事を働いてでもひたすら金儲けに勤しみ、遊んで暮らすのが「勝ち」なのかもしれない。
もしこの世界の人間に自由意思があり、よりよい行動を選びとることで結果を変えられるのだとしたら、努力にも意味があるだろうが、もし初めから決められている運命に操られるだけの世界なのだとしたら、何をどう頑張っても無駄ということになる。
思慮深い人ほど、生き方に悩んでしまうはずだ。
まず最初に、この世界のルールを学ばなければ、自分の人生の目的や生き方を選ぶことなんてできない。
ルールを明かされないまま、無理矢理こんな難解なゲームをやらされるなんて、人生は理不尽だ。
学校の先生や大人達だって、ルールをはっきり知っているわけではないらしい。
なぜ周りのみんなが、ルールを知らないまま平気で人生を歩んでいけるのか、臆病で心配性な子供だった僕には不思議で仕方なかった。
このブログでは、大人になった今、朧げには見えてきたけれど、未だに明確にはわからない「この世界のルール」、すなわち「世界観」について、いろいろな情報源(主にスピリチュアリティや哲学、科学、宗教)による諸説を並列・比較して、この世界の真実の世界観を整理し、まとめることを目的としている。
この世界の真実の世界観を教えている思想家やスピリチュアルリーダーは多くいるが、残念ながら、人それぞれ少しずつ言っていることが違っている。違う存在がそれぞれの視点から語っているのだから、多少なり違うのも当たり前ではあるのだが、やはり普遍的な真実はたった一つであるはずだ。
私は、個人ごとの視座の違いや解釈による偏り・歪みを超えた、唯一無二の普遍的な真実を知りたい。
幸い、どんな本も気軽にネットで買える現代であれば、哲学、科学、宗教、スピリチュアリティの主要な説を全て横並びにして見比べることも不可能ではないはずだ(大変だけど)。それらの共通点を探っていけば、きっと純粋で普遍的な真実の世界観が見えてくるはずだ。
2013年にスタートし、5年近く更新を休止してしまっていたが、今日から世界観のまとめを再スタートしたい。
ピラミッドのキャップストーンの中にあるという、人類の全ての歴史が記録されたディスクが発見され、世界観がひっくり返るだろうその日に、役に立てるような情報源にしたい。
『自己認識のワーク』 その5 内なる葛藤 を半年後に再チャレンジしてみた
自分の「内なる葛藤」も半年を経てレビューしてみた。
『自己認識のワーク 』実践レポートシリーズ 再チャレンジVer
前回 『その4 核となる価値と哲学的信念 再チャレンジVer』
次回 『その6 ファミリーインタビューと原家族の役割分析 再チャレンジVer』
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『自己認識のワーク』 その4 核となる価値と哲学的信念 を半年後に再チャレンジしてみた
自分の「核となる価値」と「哲学的信念」も半年の時間を経て再考してみた。
『自己認識のワーク 』実践レポートシリーズ 再チャレンジVer
前回 『その3 自覚している長所と短所 再チャレンジVer』
次回 『その5 内なる葛藤 再チャレンジVer』
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『自己認識のワーク』 その3 自覚している長所と短所 を半年後に再チャレンジしてみた
自分の「自覚している長所・短所」も半年を経て再リストアップ。
『自己認識のワーク 』実践レポートシリーズ 再チャレンジVer
前回 『その2 嫌いなもの 再チャレンジVer』
次回 『その4 核となる価値と哲学的信念 再チャレンジVer』
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『自己認識のワーク』その2 嫌いなもの を半年後に再チャレンジしてみた
自分の「嫌いなもの」についてもリストを見直してみた。
半年経って、どんな違いが出ているだろうか。
『自己認識のワーク 』実践レポートシリーズ 再チャレンジVer
『自己認識のワーク』 その1 好きなもの を半年後に再チャレンジしてみた
ノウイングスクール本科6期を4月末に卒業したばかりだが、
7月下旬から、本科7期にも再受講生として通い始めた。
やはり7ヶ月では到底終えられないプロセスであり、
もう一度、もっと深く取り組みたいという気持ちが強かったからだ。
ひとまず、このブログ上でも以前取り上げた自己認識のワークを、
前回のリストにレビューをかける形で再検討してみようと思う。
初ワーク時と比べて何か変化が出てくるだろうか
『自己認識のワーク 』実践レポートシリーズ 再チャレンジVer
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「オリエンテーリングで遭難して配管の正しいつなぎ方を模索する夢」とイシス神
また変な夢を見たので、夢日記をつける。
今回はちょっと長編の夢だ。
↓はエジプトの女神イシス神
学校行事のオリエンテーリングでの遭難
朝、どこかの駅に比較的早い時間に到着したイメージ。
今日は山で行う学校行事があるという認識。
森の中を歩いて目的地までどのチーム一番早く着くかを競う、
いわゆる「オリエンテーリング」の行事だ。
私はまだ子供のようだ。
オリエンテーリングが始まり、森の中を歩いていくが、
私は周りの子供(同級生?)に騙され、
本来とは違う間違ったコースに迷い込んでいってしまう。
占い師の予言文と解釈ミス
実は、占い師?によって、
私と幼馴染の女の子Nが危険な目に遭うことが、
あらかじめ予言されていたらしいことが唐突にわかる。
しかし、占い師の予言文(比喩だらけの詩みたいな文、
ハンター×ハンターの念能力「天使の自動筆記」みたいな感じ)を
解読する役割の人(ドクターのような白衣の女性と若い男の助手)が、
予言文の解釈を間違い、
私には知らされていなかったようだ。(Nには知らされていた)
ドクターのような女性により、その解釈ミスが発見され、
若い男の助手が怒られる。
至急、私を捜索するように命じられたようだ。
同級生から逃げ回る。幼馴染の女の子を助ける
一方私は、私に怪我をさせようと襲ってくる同級生?の男達
(高校生くらい?このときは自分も高校生くらいになっていた)を避けながら、
山の斜面を逃げ回りつつ、必死に正しい道に戻ろうとしていた。
私はなぜか「幼馴染の女の子Nも危険な目に遭う」ということを知っており、
彼女を探している。
そして足を骨折しているNを発見する。
私は彼女をおんぶして必死にゴールを目指す。
ドクターのような女性と若い男の助手も、責任を感じ?
私達を探し回っているが、見つけることはできない。
どうにかゴールし、Nの治療を大人に頼む。
英語?製図?の試験
次に私が気づいたのは、行事の翌日だった。
部屋にいて、Nとその友達の女の子がいる。
Nに骨折の具合を尋ねる。
骨が飛び出すほどの重症だったが、
きちんと処置を受けたのでとりあえず大丈夫とのことだった。
その後、なぜか「英語」の試験を受けるために学校に向かうことになる。
私は、事前に告知された必要な試験対策をあまりやっていないらしく、焦っている。
試験の行われる教室の前の待合スペースで、同級生と試験について話す。
いろんな種類の定規を持参していたり、
頻出の作図問題の図をいつでも書けるように練習してきている生徒もいた。
(英語の試験のはずなのに、製図試験みたいな準備をしている)
私はどの対策もしていなかったが、定規は意図せずにもってきていた。
いよいよ試験教室に入る。
試験官?の英語の先生が私に、
「葛藤をなくさなければいけないと葛藤するな」というようなアドバイスを
英語でこっそり話しかけてきた。
周りの生徒は「何を言ってるんだ」という感じできょとんとしている。
私のほかに、もう一人同じアドバイスを受けた生徒がいたが、
英語が聞き取れなかったようで、質問をしていた。
先生は今度は日本語で同じことを答える。
「日本語が喋れるなら、なぜ最初から日本語で言ってくれないのか」と思う。
配管の正しいつなぎ方を見つける試験
気付くと試験開始。
なぜか試験はペーパーテストではなく、実技のようだった。
倉庫のような部屋に、いつのまにかいたNと一緒に入れられる。
その部屋には、配管がたくさん床に落ちていて、
なにかの機器もたくさん置いてある。
「配管の正しいつなぎ方を見つけて、機器を正しく稼働させる」と
合格になる試験らしい。
(もはや英語の試験ではないし、製図の試験でもない。パズルのような感じ。
ちなみに私は配管工ではないし、機械の技術者でもない)
明らかにおかしいのだが、夢の中なので特に違和感を感じることはできなかった。
本来試験は18時までだが、今回は21時までやってよいとのこと。
制限時間に関して先生が太っ腹でよかったと少し喜ぶが、
なかなか正しいつなぎ方は見つからなかった。
やはり制限時間内にはとても終わりそうになく、「間に合わない」と諦め始める。
なぜか試験部屋には、
Nにのみ効果がある毒(骨折の人にのみ効果がある毒?)が
充満していたらしく、Nがだんだんに動けなくなっていく。
緊急事態なので、「試験中だけど、試験官の先生に電話しよう」という話になる。
英語で状況を説明しなければならないので、
英語が苦手な自分としては頭が痛いが、この際しかたないと割り切る。
どういう英語表現でこの状況を伝えようかと頭をひねるが、
そもそも先生の電話番号を知らないことに気づく。
Nと二人で途方に暮れる。
そうしていたら目が覚めた。
この夢の意味は?
かなり長編の夢で、なんだかややこしい上に意味深なストーリーだが、
意味深であると感じるわりに、具体的な意味は全然見えてこない。
無理矢理なにか思い当たる意味はないかとひねり出してみたところ、
オリエンテーリングで「正しい道を探す」とか、
機器が稼働するような配管の「正しいつなぎ方を探す」という行為は、
物事の「正しい理解の仕方を探す」というプロセスを暗示しているのでは?
という解釈を思いついた。
たぶん私は、今人生の岐路にいるので、「人生の答え」を探していて
こんな夢を見るのかもしれない。(かなり大ざっぱな解釈だが)
いつも危険な目に遭い、私が助けようとするNはなんの象徴なのか。
「夢の登場人物は全部自分」らしいので、Nも私の一側面ということになる。
「弱い自分」あるいは「自分の女性性」の象徴だろうか。
「葛藤をなくさなければいけないと葛藤するな」という忠告は
顕在意識上でもしょうっちゅう反省している点なので、なんだか痛烈だった。
時間をおいてまた考えてみよう。
「私」=自分の男性性で「幼馴染の女の子N」=女性性?
「占い師の予言の伝達ミス」=オラクルカード無視のこと?
※2013/03/31追記
改めて考えてみた。
私は現実世界で、昨年なかばに、自分に嘘をついて無理をし過ぎたために、
大きな挫折、崩壊を経験した。(具体的に言うと会社に行けなくなった)
ただ、改めて考えてみると、潜在意識では「このままでは崩壊しかねない」ことを
かなり前からわかっていたように思う。
ドリーン・バーチューの「アセンデッドマスター・オラクルカード」でも、
「イシス神(仕事と家庭生活のバランスをとる)」のカード
(不均衡からの精神的疲労を示唆し、他の人に仕事を任せ、自分の時間をとり、
もっと自分自身の欲求にしたがって遊ぶよう忠告しているカード)が
しょっちゅう出る状態が一年以上続いたのちに、ついに起こった崩壊だった。
アセンデッドマスターオラクルカード日本語版説明書付(新装版)
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崩壊が起こるよりずいぶん前から、
警告(というと語弊があるかもだが)はさんざんもらっていたのだ。
「オリエンテーリングで逃げ回る私」は、
自分の心に嘘をついて、社会的な体裁を保ってきた「男性性の私」ではないだろうか。
道を誤り、周りが敵だらけになり、
占い師(自分自身の感性やオラクルカード)の警告は伝わっていない私。
そんな私は、
ボロボロになった私の本当の心 = 骨折した幼馴染N =「女性性の私」を
なんとか助けるために奔走する。
必死でゴールまでたどり着いて「女性性の私」の治療を頼み、
意識を失う「男性性の私」。
危険な状態だった「女性性の私」を助け、その背に負い、
無茶をして、どうにかゴールして体裁を整え、ついに崩壊したのだ。
前半部分だけだが、こう解釈してみると、
なんだかとても核心をついている夢だった。夢ってすごい。
でも、当事者の私本人しか共感できない記事だろうな(汗
ゲリーさんのグループセッションで貰ったアドバイス
ノウイングスクールで、ゲリーさんに10人程度の規模で
グループセッションをしてもらう機会に恵まれた。
一人あたり10分程度、自分の悩みや問題を相談し、
アカシックレコードに基づいたアドバイスをもらうことができた。
自分自身の頭の整理のために、
私が相談した内容ともらったアドバイスを記録しておく。
- 作者: ゲリーボーネル,Gary Bonnell,大野百合子
- 出版社/メーカー: 徳間書店
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相談した内容と貰ったアドバイス(Q&A)
Q1:私はこのスクールに入って、自分の内面を見つめるワークや呼吸法をして、
自分が「良い子(原家族の役割分析上の意味で)」として
今まで生きてきてしまったことに気づいた。
私は年齢を経るごとにやらなければいけないことが増えていって、
やりたいことがやれなくなっていった。無理をし過ぎて生きてきた結果、
最近、ついに病気になり今は会社を休んでいる。
自分がこれ以上働けないことを認め、会社に休みをもらうことを
決断したとき、初めはとても辛かったが、
この機会に今までの無理のある生き方を改め、
人生を再スタートさせたいと思い、このスクールに来た。
A1:その通りだ。
(「やらなければいけないことが増えていった」という話について)
まず、あなたに言いたいのは、
「ハワイ本島に行って山歩きのツアーに参加し、
ハングライダーをやれ」ということだ。
あなたはずっと人のために生きてきた。
(※恐らく、「他人の役に立ってきた」という意味ではなく、
「他人の設定した基準に従って生きてきた」という意味)
もう人のために生きなくていい。
あなたは、北アメリカの過去世で
ネイティブアメリカンのインディアンだった。
そのときのあなたは、先陣をきって探検する人だった。
誰よりも先に行って、
どこにティピー(インディアンの移動用住居、テント)
を立てればいいか決める役割を担っていた。
スカウト(斥候、偵察)だった。
「風水」の感覚があり、自然に対しての感覚が鋭かった。
あなたはナチュラルプランナーに向いている。
「丸い石があるところにティピーはつくらない」という言葉がある。
(※丸い石がある場所はかつて川が流れていた可能性があり、
洪水が起こる可能性があるため、テント地としては避けるという意味)
あなたはその判断で一度も失敗したことのない人だった。
これはモンゴルにもかつて存在した技術だ。(※風水のような土地選定術)
あなたはその当時から承認されるのが大好きで、
その技術の高さで認められていた。
その生では、あなたは自然の中で何日も一人で暮らしたりしていた。
(※パーティーで自分の居場所がわからなくなるのも、
この経験と関係しているとの話もあったように思う)
Q2:私には、「大学の学科選び(進路選択)を失敗した」という強い後悔がある。
私は本当は科学者や哲学者になりたかったが、
父に「哲学では食っていけない、社会に出て様々な問題を体験する前に
研究室に引きこもって哲学をやっても意味がない」と諭され、逆らえず、
手に職をつけられる学科に進学し、技術者になった。
夢を追わず、学者ではなく技術者になったことに今でも後悔が消えない。
自分の選んだ道を正当化するために、技術者として国家資格も取ったが、
今でもその分野が本当に面白いとは思えていない。
会社も本当に嫌になったが、今では、その分野の仕事だから嫌だったのか、
人間関係が嫌だったのか、アルコールが嫌だったのか、何が嫌だったのかも
よくわからなくなってしまった。
「良い子」として生きてきたために、嫌なことばかりやってきてしまって、
本当に自分が好きなことは一体なんなのか、何が向いているのか、
何をしたらいいのか、自分でもよくわからなくなってしまった!
A2:その通りだ。
(「哲学では食っていけない」という父の忠告について)
あなたは自分の力をもう十分にお父さんに証明してきた。
これからは自分で生きるのでいい。
あなたは「都市計画」をやったらいいんじゃないか。
大事なのは「ワークをやめない」ということだ。
Q3:「ワーク(※通訳者には「仕事」と訳してもらっていた)」というのは、
今の会社のことか? それとも今やっている仕事の分野のことか?
A3:会社のことではない。ワークをやめないで。
(※「意味をよく考えてみろ」という感じで、同じ言葉を繰り返した)
セッションを受けてみて
本当に有意義なセッションだった。
ゲリーさんのような人に
「年を経るごとにやらなければいけないことが増えていった」という
私の認識を「Sure.(確かにその通りだ)」と認めてもらえたことや、
「あなたはずっと人のために生きてきた」
「あなたは自分の力をもう十分にお父さんに証明してきた」
という言葉をかけてもらえたことが、今の私には本当に有難かった。
いったい今後の人生でどんな仕事をしたらいいのか?
暗闇の中で迷いに迷っていた私に、「都市計画」という道も示してくれた。
恐らく、過去世での風水的な土地選びの能力を
活かすことができる職ということなのだろう。
実は、ちょうど私は、このセッションのほんの一週間ほど前から、
「地方自治体の都市整備の仕事に転職する」というアイディアを
検討し始めていたところだったので、
これを言われたときの驚きは相当なものだった。
これ以上ないタイミングで背中を押してもらったのだ。
「ワークをやめないで」というメッセージは、非常に重く感じた。
会社生活に疲れ切ってしまい、追い込まれて
「俗世間に関わるのはもうこりごりだ。
もはや収入や安定、これまでの学歴やキャリアを犠牲にしてでも、
子供のころから憧れていた哲学やスピリチュアリティの世界へ入りたい」
と引き返すことの出来ない選択さえしそうになっていた私の目を覚ましてくれた。
仕事や社会に偏り過ぎて、スピリチュアリティを蔑ろにしては人生の意味が無い。
だが、だからといって、仕事や社会性を全て捨てて、
スピリチュアリティだけの世界に入る(例えばアシュラムに行くとか出家とか)のも、
結局は偏っていることに変わりないのだ。
お釈迦様の言うように、進むべき道は「中道」なのだ。どちらの極端でもない。
英語のWorkとは、本来「ある目的をもって努力して行うこと全般」であり、
「仕事」に限ったものでもない。呼吸法や瞑想ももちろんワークのひとつだ。
たぶん、すっかり全部捨ててしまうのは駄目だということなのだろう。
今後の人生で「スピリチュアルな覚醒に向かう」と覚悟するにしても、
これからも人生のためにいろいろとワークしないといけないし、
した方がよいということなのだろう。
私の世界観について~アカシックレコード、バシャール、ラー、ハトホル、神聖幾何学~
いろいろな世界観を紹介する前に、
「そもそもブログを書いてる本人は、どういう世界観をもった人間なんだ」
というのを明らかにしておいた方がいいかなと思うので、
簡単に現時点での私が信じている世界観について書いておきたいと思います。
私の世界観①~4つの主要な論点について~
まず、世界観を考えるにあたって主要な4つの論点について、
今の私なりの考えを述べておきます。
輪廻転生は存在するか?
存在を確信しています。輪廻のない人生には生きる価値を見出せません。
生まれ変わりがあるからこそ、人生を生きる目的を持てるのではないでしょうか。
神の存在を信じるか?
「神=存在するもの全て、世界そのもの」という意味での神は信じています。
ギリシャ神話や日本の八百万の神々のような多神教の神は、
大部分が超古代における実在の人物ではないかと思っています。
唯物論か唯心論か心身二元論か?
わかりやすく言えば、唯心論支持ですが、素粒子物理学がもう少し進歩すれば、
唯物論と唯心論は同じであることが見えてくるのではと思っています。
人間には、物質たる肉体とは別に、非物質の魂が存在していると思いますが、
将来的には、非物質の魂をも包括的に説明できる物理法則が明らかになると思います。
人間に自由意志はあるか?
世界は決定論で動いていますが、
人の意思による自由な選択によって未来は変えられると思います。
選択の数だけパラレルワールドがあるのだと思います。
という感じです。
「現代を生きながら自然科学を理解していないのか」と言われそうですが、
私は宇宙や素粒子の話題が大好きな根っからの理系人間で、
純粋科学が示す世界観(観測者効果とか、利己的な遺伝子とか、膜宇宙論とか)は
本当に興味深いと思っています。
ただ、生まれ変わりや魂や神の存在が、科学と矛盾するとは思わないだけなのです。
私の世界観②~最も信頼している情報源~
自分の世界観の基礎に位置付けている情報源を挙げてみます。
アカシックレコードあるいはノウイング(叡智)に基づく世界観
(ゲリー・ボーネル氏著書)
バシャール、ラー、ハトホルの世界観
(各種チャネリング文献)
神聖幾何学に基づく世界観
(ドランヴァロ・メルキゼデク氏著書)
の三つあたりでしょうか。
代表的な書籍のレビュー
重要な点においてかなり共通した世界観を語っている点が非常に興味深く、
やはり真実は世界共通でたった一つなのだ」という確信を与えてくれる本たちです。
ぜひ読んでみてください。
数巻で構成されたシリーズ物の第一巻も含んでいます。
(いずれ、一冊ずつもっと詳しいレビュー記事を書く予定ですので、
今回は簡単な紹介にとどめます)
バシャール(チャネリング存在、エササニ星出身の第4密度存在)の
説明する世界観がわかる本
※バシャールとのQ&A形式で一番読みやすい。8巻までのシリーズもの
バシャール・ペーパーバック1―ワクワクが人生の道標となる (VOICE新書)
- 作者: バシャール,ダリル・アンカ,関野直行
- 出版社/メーカー: ヴォイス
- 発売日: 2002/11/01
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ラー(チャネリング存在、エジプトに文明を与えた第6密度存在)の
説明する世界観がわかる本
※非常に厳密な独自の用語を用いながら、ラーが宇宙で唯一の法則「一なるものの法則」について語る
- 作者: ドン・エルキンズ,カーラ・L・ルカート,ジェームズ・マッカーティ,紫上はとる
- 出版社/メーカー: ナチュラルスピリット
- 発売日: 2008/08/08
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ハトホル(チャネリング存在、金星のエーテル界に住む存在)の
説明する世界観がわかる本
※プラーナの流れをよくするエクササイズ方法など具体的で有益な情報をハトホルが語る
アトランティス文明から秘教的に継承されてきた前人類の叡智と
アカシックレコードによる世界観がわかる本
※恐らく現代において、最も矛盾なく、明快かつ整然とこの世界の仕組みについて説明している本
世界中の遺跡や神殿から発見される幾何学的図形
「フラワーオブライフ」に基づく神聖幾何学の世界観がわかる本
※古代の神殿や遺跡に残る幾何学的シンボルから人類の起源を探っていく。二巻構成
- 作者: ドランヴァロメルキゼデク,Drunvalo Melchizedek,脇坂りん
- 出版社/メーカー: ナチュラルスピリット
- 発売日: 2001/12
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映画『かぐや姫の物語』スピリチュアルレビュー ~かぐや姫は第四密度の月存在~
感想&かぐや姫の犯した罪と罰について
映像が素晴らしかった。
絵柄的には「日本昔話」のハイクオリティ版といった感じの水彩画調で、
一コマ一コマ全力入魂したという感じの書き込み具合。
「月に住んでいた頃、獣や草木花といった生命に囲まれて暮らせる
地球に憧れてしまい、その罰として、地球に追放させられた
(これがキャッチコピーの「姫の犯した罪と罰」)」という話なのだが、
これはもう、私から見るとあまりにも露骨で、
バシャール的な世界観で解釈せずにはいられなかった。
バシャール的な世界観で竹取物語を観る
より物質的な世界を経験できる第三密度の地球世界での人間体験に憧れ、
例外的な形(竹生まれ)で転生してきた」
ということを言っているのではないだろうか。
竹取物語が史実だとするととても面白い。
童話というよりも神話に近い話だったわけだ。
仏様やいわゆる極楽浄土の人という感じの風貌で描かれていて、
言葉をしゃべらず、感情の起伏があまりない超然とした表情をしていた。
第四密度以上の非物質の存在を、昔の日本人が描写するとこうなるのだろう。
(どこまでが竹取物語由来で、
どこからが映画オリジナルの監督による意図的な表現なのかはわからないが)
転生にはつきものの「記憶のリセット」を示すものだし、
自分が月の人間であったことを思い出したかぐや姫の
「草木花に憧れてこの地に下りてきたはずだったのに、
都の屋敷で貴族女性として不自由な生活をして大部分の時を浪費してしまった」
という後悔も、引き寄せの法則の実現にタイムラグを伴う第三密度特有のしがらみや
自由にならない人生を象徴しているかのようだ。
第四密度以上の月存在について語った神話だったのだろう。
人はなぜ『お金』を欲しがるのか。お金と自己実現について。
経済論や貨幣制度について書いてある本を読んでいて、以下のようなくだりがあった。
貨幣制度は、その制度に対する信頼がなければ成立しない。
現在の貨幣は知っての通り、単なる「紙」「金属片」である。
日本の貨幣について言えば、
もちろん、それは「日本」という国家がつくっているから信用があるが、
もし日本という国家が消滅したら、その瞬間から「円」はただの紙になる。このような視点に立つと、「カネこそ全て」と錯覚するほど
強固な貨幣制度も、一つの約束事でしかないことがわかる。
「お金は単なる紙、貨幣制度はただの約束事」
既に散々云われていることかもしれないが、
「お金は単なる紙、貨幣制度はただの約束事」。全くもってその通りだ。
お金を「幸福の引換券」のごとく絶対視するのは、大きな錯覚だ。
お金は実際「ただの紙」でしかないし、
限定された場所・時間・共同体において有効なだけの「約束事」に過ぎない。
重力や愛のような「この世界に初めから存在する普遍的な力」ではないのだ。
しかし、頭では重々わかっていても、現実にはやっぱりお金が欲しい。
そういう自分がいることを否定できない。
多くあるに越したことはない。くれるというなら喜んで貰いたい。
「いったい何故こんなにも欲しいのだろうか」。
少し突き詰めて考えてみた。
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派手な服を着た祖母と満員電車の夢
いつものごとく、また変な夢を見たので記録しておく。
家族(父、母、祖母、自分)で旅行に行った帰りのようだった。
なぜか父と母、祖母と私の2グループに分かれ、
祖母の家に向かって帰宅の途中のようだった。
祖母と私は満員の電車に乗って、
立った状態でひたすら家の最寄駅に着くのを待ちながら、
無数にも思える駅をやり過ごしていった。
ふと気づくと、普段地味な年齢相応の格好をしている祖母の服がおかしかった。
頭にリボンをつけ、ピンクのフリルのついた服を着ている。
私は「どうもおかしいな、さっきまでこんな恰好じゃなかったのに」
と思いながらも、夢の中なせいか、とりたててリアクションもせず、
祖母とも普通に二、三言会話していた。
気づくと、いつのまにか最寄駅についたようで、
今度は、知らない人数人が乗り合わせたワゴン型タクシー?のような車に乗っていた。
祖母の格好は元に戻っていた。
祖母は、なぜか突然、自分の父(私の曾祖父)の文句を私に言っていた。
私は会ったこともない人のことなので、「よくわからないなぁ」と答えていた。
祖母はいつも穏やかな人なのに、このときはどうも不機嫌だった。
隣の席には、同じワゴン型タクシーに乗り合わせた知らないお兄さんが座っていた。
私は、窓から見える景色に、妙にソチオリンピックの宣伝看板が多いので、
「このあたりはオリンピックに熱心なんですね」といった内容のことを
お兄さんに話しかけてみた。
お兄さんは不愛想に、「別に、他の街でも同じだろ」と言った。
話しかけられるのが面倒、といった感じだった。
家に着いたところで目が覚めた。
父と母と合流したが、それからの出来事はよく覚えていない。
なんだか分析のしようのない夢だった。
あえて言うなら、前日の晩、今度予定している家族の誕生日会で、
ちょっと贅沢なレストランに行くのに、
車酔いの激しい母と、階段の昇り降りがきつい(地下鉄が使えない)祖母の
二人ともが気分よくレストランまで到着できる方法を父と相談していた。
あとワゴン型タクシーについては、今勉強中の某試験の問題で、
「ワゴン車の座席の位置関係の推理問題」というのを2週間前くらいに解いた。
難問だったので印象深かったのかも。
「人生の書」とアカシックレコードにつながる誘導瞑想
ノウイングスクールでアカシックレコードを読むトレーニングがスタートした。
人間の内面にある「人生の書」と「記録の殿堂(アカシックレコード)」につながり、
情報を得るための誘導瞑想を習った。
まだ初回だが、ヘミシンクで誘導瞑想に慣れていたせいか、
いくらか新しいイメージが見えたので、記録しておく。
「人生の書」の誘導瞑想で得たイメージ
一番近い過去世に関して
ノートルダム寺院のような、鐘のある塔?寺院?の建物のイメージ。
砂ぼこりの中で私が複数人の集団に殴られている。
砂ぼこりの舞う地面にバタッと倒れてしまう。一人で倒れ、取り残される。
次に浮かんだのは、暖かいオレンジ色(恐らく暖炉の光)の部屋で
優しい印象の女性に看病されているイメージ。
この女性に助けられたのだろう。
回復したのち、私を殴った集団のうちの一人を、
同じような場所で殴り返したイメージ。
ここで唐突に、シャーロック・ホームズのようなイギリスの紳士のイメージが湧く。
「そういえば、ホームズはボクシングも得意だったよな」と連想する。
ホームズのイメージが先か、殴り返す≒ボクシング→ホームズの連想が先だったのか、よくわからない。
近い未来に起こる出来事
近い未来に受ける予定の試験の合否が貼り出された掲示板の前にいる自分。
自分の名前?受験番号?が見つからず、一瞬「落ちたか?」と焦るが、
その後すぐに見つかる。合格していた。
帰り道、こんなに計画した道の通りに進めていいのかなと思う。
次に新しい職場の人が新人の私を親切に扱ってくれるイメージが浮かぶ。
これらのリーディングについては、どうにも「思い入れ」によって
「情報に投資してしまった」ような印象がある。
「人生の書」から得た情報なのか、顕在意識の願望なのか判断がつかない。
「記録の殿堂」の誘導瞑想で得たイメージ
自由質問①:「都市計画」の仕事では、どんな仕事が楽しいか
すぐに「競馬場」という答え。
イメージというより概念が先に来て、それをイメージとして連想した感じ。
自由質問②:「競馬場」の計画に携わるのはやりがいがあるのか
「競馬場」に関わる都市計画の仕事をあまり想像できなかったので、
聞いてみた質問。ただ「ある」と即答が来た。
自由質問③:どこの自治体で「都市計画」をやるのが向いているか
答えを覚えていない。答えが来たのかわからない。
今に最も影響を与えたあるいは最も葛藤のなかった過去世
何かしらイメージがあったが、誘導瞑想が覚めて
ノートに記録するまでの間に忘れてしまった。
確か、背中に違和感を感じたので、
「この違和感について、私にわかる形で教えて下さい」と尋ね、
これにも答えがあったように思うが覚えていない。
「エドワード」という名前を感じ、「チャールズ・エドワード」あるいは、
「エドワード・チャールズ」という連想が浮かんだ。
初めてアカシャにつながってみて
トレーニング初回から何かしらイメージが見えたのはとてもよかった。
ヘミシンクCDによる練習のおかげだろう。
「エドワード」とイギリス紳士については、
以前ヘミシンクで見えた過去世の
「チャールズ(パキスタン在住イギリス人)」と関係がありそうだ。
(参照記事:私の過去生とガイドらしき人の記録)
とても気になる。今後追求していきたい。
せっかくイメージが降りてきたのに、
ノートに記録する前に忘れしまったものが多いのは非常に残念だった。
夢も、目覚めてすぐノートに記録するか、入念に思い出して定着させないと、
いつのまにかすっかり忘れている。
顕在意識では記憶しづらい情報形式(アナログみたいな?)なのかもしれない。
とにかく訓練あるのみだ。
霊的な覚醒と実生活のために、
アカシックレコードからどんどんアドバイスを貰えるようになりたい。
ヘミシンクによる過去世(別の人生)探究:Exploring Other Lives with Hemi-Sync(日本語)[ヘミシンク]
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宇多田ヒカル「Deep River」歌詞に込められたスピリチュアリティ
かなり今更だが、宇多田ヒカルの曲の歌詞が好きだ。
(宇多田ヒカルさんご結婚おめでとうございます、2014年2月現在)
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「J-POPのヒット曲の歌詞なんて、見栄えのいい言葉を並べているだけだ」
なんて思っている人も多いかもしれないが、決してそういう曲ばかりではない。
特に宇多田ヒカルは、ラブソングが多い中に
ときどき哲学的な、あるいはスピリチュアルな、意味深い歌詞の曲が紛れ込んでいる。
(ラブソングの歌詞もウィットに富んでいて好きだけれど)
特に「Deep River」はかなり明確に「魂の生まれ変わり」のことを
歌っていて、聴いていてハッとさせられる。
この記事では、
Deep Riverの歌詞のスピリチュアルな部分の解釈を紹介したい。
歌詞をまるごと引用すると、著作権に抵触してしまうので、
部分的に引用しつつ紹介する。
宇多田ヒカル『Deep River』歌詞のスピリチュアルな解釈
まず冒頭部分。
点と点をつなぐように 線を描く指がなぞるのは
私の来た道それとも行き先
「点」とは一つの人生ことだ。
(いきなりこういうとこじつけにしか聞こえないかもしれないが、
少し我慢して読み進めて欲しい)
「点と点」といっているように、
それは今世であったり、来世であったり前世であったりする。
点と点をつなぐように描かれた「線」は
複数の人生を転生する魂の描く軌跡だ。
魂(ソウル)に時間の概念はない。
「来た道」(前世)なのか「行き先」(来世)なのかはわからない。
線と線を結ぶ二人
やがてみんな海に辿り着き ひとつになるから
「線」を描きながら魂が転生をくり返す中、
ある生で二つの魂が出会う。「線」が「結ばれる」
どの魂も、やがては『根源』=「海」(「神」「創造の瞬間」「偉大なる魂」「梵(ブラフマン)」「道(タオ)」など、文化圏によって呼ばれ方は様々)に還ることになる。
遠い山中から流れ始めた「河」(=DeepRiver)が最後には「海」に辿り着き、合流するように、
各々の人生で得た情報を携えた魂は、やがて『根源』に戻り、「ひとつになる」
いくつもの河を流れ わけも聞かずに
与えられた名前とともに
全てを受け入れるなんて しなくていいよ
「いくつもの河を流れ」=いくつもの人生を生き
「わけも聞かずに」=生きる意味も知らないまま
「与えられた名前とともに」=与えられた身体、境遇、アイデンティティとともに
「全てを受け入れるなんてしなくていいよ」=意味もわからないまま突然に放りこまれた(ように思える)人生の、全てを受け入れなくてもいい
何度も姿を変えて
私の前に舞い降りたあなたを
今日は探してる
転生を繰り返す中で、「何度も姿を変えて」出会ってきた
ソウルメイトあるいはツインソウル、ツインフレーム。
「今日」=今世 ではまだ出会えていない。
剣と剣がぶつかり合う音を
知る為に託された剣じゃないよ自分らしさというツルギを皆授かった
「剣」=各人の個性。天与の才。「自分らしさ」
現世で自己主張の押し付け合いや争いをするために、
個性を「授かった」わけじゃない。
こんなところだろうか。
スピリチュアリティに溢れた歌詞であることが伝わっただろうか。
わかる人にはわかる、という感じだろうか。
宇多田ヒカルは、こういうことを普段からいろいろと考えてきた人なんだろう。
実は「Merry Christmas Mr.Lawrence - FYI」の歌詞にも
Om mani padme Hum (オーム・マニ・パドメ・フーム)という
サンスクリット語のマントラが使われてたりする。
彼女もこれまでいろいろと大変な人生を歩んでこられたようだし、
平穏で充実した新婚生活を楽しんでもらいたいですが、
いつかまた、音楽活動を再開してくれたらと期待してしまいます。
『骨格を整える/背骨を伸ばす』おすすめボディワーク5選
ヨガや座禅などで瞑想のやり方を習うと、
必ず「背骨を 伸ばして/まっすぐにして 坐ること」と云われる。
ハトホルによると、正確には背骨ではなく、
体内をプラーナ(氣のこと)が通る通路である「プラーナ管」を
まっすぐにすることで、プラーナを取り入れ易くするらしい。
私はこれまで、背骨や骨格を整えるために、
様々なボディワーク(整体や体操など)を試してきたので、
この記事では、特におすすめのボディワークを紹介していきたいと思う。
整体、カイロ、ヨガ教室、どれをやっても治らない・・・
私は元々あまり姿勢がよくなく、デスクワークの多い仕事なので、
猫背になりがちで、いつも背骨や骨盤が歪んでいる違和感を感じていた。
そこで最初に試したのが「整体」や「カイロプラクティクス」だった。
受けてみたところ、確かに背骨や骨盤の歪みが矯正されるのだが、
あくまで効果は一時的なものだった。
長い習慣で染みついたデスクワーク時の猫背な姿勢のせいで、
数日のうちに元通り歪んでしまうのだった。
次に試したのが、「ヨガ教室」だった。
「特定の体操を覚えて、背骨が歪むたびに自分で治せるようになればいい」
という発想だった。(この発想自体は正しかったことが後にわかる)
近所の教室に通ってみたが、これも背骨を根本的に改善するには至らなかった。
確かに効果はあるのだが、そもそも身体が硬すぎるせいで、
教えられるポーズがきちんと出来ないのだ。
先生いわく、「男性は硬い人が多い。ポーズが完全に出来なくても
自分なりに筋が伸びている感じが得られれば効果はあるから気にしなくていい」
とのことだったが、やはりきちんとポーズが出来ていないと、
矯正効果も弱いらしく、どうにも改善を実感できなかった。
(ちなみに現在はだいぶ身体も柔らかくなり、
ヨガの多大なる恩恵にあずかっている。これはあくまで初心者の場合だ)
絶大な骨格矯正効果!『自力整体』
このような感じでほとほと困っていたところに、
ついに見つけた「背骨を伸ばす効果的な方法」の一つが、
おすすめボディワーク①『自力整体』だ。
↑ このDVDつきの本を購入し、実践してみた。
結論からいうと、効果は絶大だった。
DVDに収録されているゆっくりとした動作の
90分間の体操&ポーズを2日程度やっただけで、
背骨と腰の違和感がなくなって、スッと立てるようになった。
ヨガと同じで完全には出来ないポーズも多いのだが、
それでもヨガと比べて骨格に直にアプローチしているような感覚があり、
いつまでも続けていたいと思うポーズが多かった。
「確実でスピーディな改善」を望むならまずこのボディワークをおすすめする。
ただし自力整体にも多少の欠点はある。
それは「けっこう疲れる」ということと、「ちょっと長い」ということだ。
上記の本では、週に2回以上やることを進めているが、
なにせ90分間かかる内容なので、
一日の仕事を終えて帰宅した後にやるにはそれなりに意志力が必要だ。
確かにやってから寝た方が疲れもとれやすいのだが・・・
超ローコスト体操『ゆる体操』
そんなわけで 「自力整体は効果は抜群だけど、なかなか大変だな・・・」
と思っていたところで、次に見つけたのが
おすすめボディワーク②『ゆる体操』だ。
仕事力が倍増する“ゆる体操”超基本9メソッド―「身体経営術」入門
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↑この本に紹介されている「寝ゆる黄金の3点セット」という体操をやってみた。
この体操のいいところは、
著者自身が「超ローコスト体操」と銘打っているように、
とにかく「楽」「疲れない」「時間をとらない」というところにある。
眠る直前に、寝たままやれて、そのまま途中で眠ってしまってもいい体操なのだ。
自力整体ほど劇的な効果があるかというと、
そこまでではないが、徐々に身体が楽になっていく。
ベッドに入ったあと、寝るまでの間にやればいいから、
毎日継続することに何の苦もない。むしろ子守唄代わりになる。
毎日継続できるから、どんどん骨格が矯正されていくのがわかる。
この体操を覚えてから、一晩の睡眠での疲れの回復効果が高まった気がする。
とにかく「ローコスト」「継続しやすい」が売りのメソッドだ。
手軽かつピンポイントな効果『ハイパー骨盤枕ダイエット』
上記の二つを見つけて、私もだんだん贅沢になり、
「ゆる体操と同じくらい楽で、自力整体のように強力で、
かつ背骨にピンポイントな改善効果がある体操はないか」と
探していて見つけたのが、
おすすめボディワーク③『ハイパー骨盤枕ダイエット』だ。
ハイパー骨盤枕ダイエット (GAKKEN HIT MOOK)
- 作者: 福辻鋭記
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↑「ハイパー骨盤枕」という骨盤の下に置いて使う
クッションのようなものが付録になっているムック本だ。
↓ 付録の「ハイパー骨盤枕」はこれ。
この体操はヨガマットなどを敷いて寝て行うもので、
基本的に骨盤や背骨の下にくる位置に「ハイパー骨盤枕」を置き、
その上に寝そべることで、背骨のカーブを矯正したり、
骨盤の歪みを直すものだ。
この体操のいいところは、
自分の体重を利用して、骨格の治したい部分を、
ダイレクトかつピンポイントに矯正できるところだ。
さらに、改善したい部位別に分けられた体操は、
一つあたり5分以内でできるものばかりで手軽だ。
「手軽さ」と「ピンポイントな効果」を兼ね備えたメソッドといえる。
頸椎へのアプローチで治す『スローコアエクササイズ』
「手軽」でありながら「確かな効果がある」という点で、
もう一つ紹介したいのが、
おすすめボディワーク④『スローコアエクササイズ』だ。
↑この「スローコア」という枕を頸椎の下に置いて、
簡単な体操をするのがスローコアエクササイズ。
↓ 「スローコアピロー」はこれ。
このエクササイズのいいところは、
「背骨や骨格の歪みの根本原因は、首(頸椎)の歪み」と考え、
盲点になりがちだった「ストレートネック」を直すことに
重点をおいた今までにないメソッドである点だ。
やや高価だが、手軽で負荷のほとんどない体操を15分程度するだけで、
確実に背骨が矯正されていくのがわかる。
エクササイズを終えて立ち上がると、なんだかスッキリした感覚がある。
ピンポイントな効果ではないが、
「手軽さ」と「着実な矯正力」ではこのメソッドが一番だろう。
4つのボディワークを組み合わせて使う方法
ここまで4つのボディワークを紹介したが、
では、今の私はどのメソッドをやっているか、というと、
そのときの体調に合わせてこれらのメソッドを組み合わせてやっている。
具体的には、
-
床にヨガマットを敷く
-
スローコアエクササイズ(ベーシック)をする
-
スローコアピローを枕にしたまま、骨盤枕を使ったエクササイズをする
-
スローコアピローを枕にしたまま、「寝ゆる黄金の3点セット」をする
-
特に歪みが酷いと感じたときは、「自力整体」のポーズをいくつか選んでやる
という感じだ。
これを一通りやれば、筋肉のコリなどはほぼ完全にリセットされ、
背骨、骨盤などの骨格もほぼ完全に整う。全部で30分くらいだ。
日々のデスクワークの中で、また背骨が歪むこともあるが、
そのたびに一通りエクササイズすれば、その日のうちに自分で矯正できる。
だんだんに骨格が整っている状態に慣れてきて、そちらの方が普通になっていき、
姿勢の悪いクセも改善してくるのだ。
身体を整える最終兵器『ロルフィング』
ただ、中には体操も辛いほどの肩こり、腰痛を抱えている人もいると思う。
そういう人には、根本治療として
おすすめボディワーク⑤『ロルフィング』を受けてみてほしい。
↑は参考文献。
ロルフィングは非常に専門的な技術なので、
自分でやるのではなく、
日本ロルフィング協会が認定しているロルファーの治療院に行くといい。
ロルフィングは、マッサージのような施術と思ってもらえばわかりやすいが、
筋肉をほぐしたり、骨格を矯正したりしようとするのではなく、
筋肉や骨格を引っ張りまとめている
「筋膜」にアプローチする治療法だという点が、
整体やカイロプラクティクスと根本的に違う。
詳しくは、日本ロルフィング協会のサイトや、各ロルフィング治療院のサイトを
参照して欲しい。
私はロルフィングの「10シリーズ」という
10回の施術で身体全体を整える治療を最後まで受けたことがあるが、
整体やカイロプラクティクスでは得られなかった根本的な改善を感じた。
整体では、骨の位置や角度を矯正しているが、
結局それらは筋肉や筋膜にいつも引っ張られており、
しばらくすると、筋肉の緊張によって、歪んだ形に引っ張り戻されてしまう。
だから効果は一時的なものに留まる。
しかしロルフィングは、筋膜の緊張を緩め、リリースし、
体内で骨が必要以上に引っ張られていたり、あるいは垂れ下がっていたりするのを
改善するので、施術の効果が長く維持されるのだ。
欠点は費用の高さ(ほとんどの治療院で1回¥12,000)と、
施術にかかる期間(間を空けて10回通う必要があるので、数か月はかかる)
である。
だが、背骨を伸ばすこと、骨格を矯正すること、身体を整えることにおいて、
「最終兵器」と呼ぶにふさわしいメソッドだろう。
『骨格を整える/背骨を伸ばす』おすすめボディワーク まとめ
『自力整体』
→骨格に直接アプローチするような劇的な効果があるが、
けっこう疲れる。90分かかる。
『ゆる体操』
→とにかく手軽で疲れない。継続しやすい。
ベッドで眠る直前に寝たままやってそのまま眠れる。
『ハイパー骨盤枕ダイエット』
→5分程度でできる手軽さとピンポイントな効果がある。
『スローコアエクササイズ』
→15分程度でできる手軽さと着実な矯正効果がある。
ピロー本体がやや高価。
『ロルフィング』
→背骨矯正の最終兵器。体操ができない人でも治る施術。
治療院に通うことになるが、やや高価で期間がかかる。